カツオの釣り方

カードにどっぷりはまってしまった魚類のブログです

環境名人戦

タイトルの通り環境名人戦に出てきました

 

スタンダードとドラフトの混合フォーマットで賞金15万と非常に魅力的なイベントです

 

6ラウンドあるスタンダードのデッキは

ゼウスサイクリングを選択

どうしようもなく相性が悪い青白系機体が霊気池の退場と共に減り、残った愚直なビートダウンには有利がつくこと、使用者が少なくメタカードがとられている確率も低く、対策も具体化されていないことまで考えてのことでした

 また最近勝ててないことを気にしすぎてる自覚があり、楽しくないマジックは勝てないということをTwitterで見かけたこともあり自分が回して楽しく、負けたとしても笑って終われるようなデッキということもありました(実際には構築ラウンドをそこそこの成績で終えてドラフトに敗因があったので結局悔しくなってしまったのですけども)

 

色々いじり倒して持ち込んだのは以下のリスト

せっかくここまで回し込んだのでこの記事のあとにしっかりと解説記事を書きたいと思います

 
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という訳で本戦の内容へ

 

R1 ゼウスサイクリング

 

先手の2tまでをタップインタップインで終えると相手も同様にタップイン×2で終えてきてまさかの同形戦ということになり、初手ではマナブーストが無く、少し厳しいスタートをするも相手はマナブーストしたものの噛み合いが悪く、ラストターンに侍臣で実質0マナサイクリングを続けて視点にたどり着き勝利

 

先手4tくらいのケフネトでアドバンテージを稼がれるものの否認を引き出したりすることでなんとかライフ10を残したままイフニルの魔神が着地、そのままカウンターを構えながらゆっくりとケフネトを処理して殴り始めたもののあと1tのところで副陽の接近をカウンター出来ずそのまま大量のサイクリングで2度目を打たれる前に否認を引けず負け

 

残り時間が少なくなってしまっていたものの普通のデッキ相手にはドブンのハンドだったので一回視点をカウンターさせてから翌ターンにもう一度仕掛けて払拭1枚の上からコンボ決めて勝ち

 

○×○

 

R2 黒単ゾンビ

 

相手の方のリスト不備でG1を勝ち、メインのG2で3tに奇妙な森を貼るも4枚目のランドが無く、盤面上は死ななくて仮に5マナエンチャントが出てきても花粉のもや→焼けつく双陽で全て焼けることから手がかり起動を選択、ランドは引けなかったものの予定通りもやからの双陽で時間を稼げたので視点を無事に置けて勝ち

 

 

R3 黒単ゾンビ 

 

運悪く知り合いを踏んでしまいました

メインは双陽2発で流したのち7/7の戦墓の巨人が出る展開で視点を引けず厳しくなるも視点を引けない代わりにもやを引けたので2t延命して視点にたどり着いて勝ち

 

よりハンドが強かったのでハンデス1枚の上から決めて勝ち

 

○○

 

当たり運に恵まれてSEに残るには必須と思っていた構築ラウンド3-0を達成

 

続くドラフトではレアの出などの要因によってはあまりいい結果にできない可能性があったので一安心するも発表されたドラフトポッドは以下の通り


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ピントが合ってなくて読みづらいですが優勝した原根さんをはじめとした名の通る人が複数いるポッドに

 

さらに競技のドラフトはあれだけドラフトしてるくせに実は初体験なこともあり不安が募ります

個人的には成功体験のある青白、青赤、白黒あたりがやれれば……と考えていましたが肝心のピックの流れはというと

 

1-1のレアが2/2/2 起動型能力に対応して2点の赤のメンター

初手級では無いのでアンコモンの白5/3/3飛行不朽サイクリングor白黒のゾンビのマルチの2択からマルチを嫌って5/3/3を選択

すると1-2で目に飛び込んできたのがグローリーブリンガーfoil!!!

正直グローリーを越える点数のレア(無かったのはレアの部分)はほぼ無く、上が何とったのか全然読めなかった(結果はハゾレト)のですが予想外の僥幸と赤白を目指そうと考えます

このパックには他にも5マナ7点サイクリングで2点のカードもあり、下も赤にいってしまう可能性はあるものの上でしっかりと点の高いカードを拾う分には有利ですしグローリーを諦めるのもあり得ないので赤白路線へ

しかし1-8当たりまででも点数の高い赤白が来ないっ……もう少し早く気づくべきでしたが数ピックを無駄にしてしまったものの1-7,8のどちらかで楽園の贈り物を拾うことができ、緑多色に行くことを決めます

ここで除去を手に入れることを考えて緑>黒>赤のような完成図を描けていればしっかりと序盤を受けて終盤ボムで押し込むデッキを目指せたのですがこの時点ではまだ頭がやや殴る方向にいってしまっていたことと、黒のカードをそこそこ下に流してしまっていたので赤緑もアリと考えてしまっているまま2パック目へ

2パック目のレアは副陽の接近

緑多色ではわんちゃんはあるカードなもののやはり1手目のカードではないのでアンコモンの赤 2/4/3 cip1ディスカードをピック

ここは他の択をあまり覚えていないのですが、赤が上から1-3以降ほとんど来なかったことを踏まえ赤をグローリーのみタッチの図を描いて別のカードにするべきでした

このパックでマナクリ等の緑のパーツをある程度拾って緑多色を形にすることはできそうでしたがここまでで拾えた除去が排斥1枚のみ

除去1枚は不味いと考え、ここでやっと黒をとらないとと思い当たったのです(遅すぎ)

3周目もレアはあまり強くなく、黒の除去や壁になりうるカードを必死に拾って完成したのがこち
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5/3/3を入れなかったところが明確なミスだったのですがまあちゃんと回れば2-1くらいいけるやろ~とは思ってました

 

R4 赤黒t緑(ビデオフィーチャー)

 

ちょうど僕の下にいた奥村さんとのマッチアップ 

僕が急に黒をガンガン取り始めたことで大分かき回されたらしいのですが……

1本目は横に広げられてるところにトップからグローリーブリンガーがきたのでそのまま勝利

2本目はクリーチャーがなかなか引けずに出たクリーチャーもバットリや除去を受けてしまって負け

3本目はランド2で緑は出ていないものの相手の2/1を複数落とせることが期待できる 黒3マナの除去、黒5マナの除去がありサイクリングも可能で1枚引くだけで他に引く時間を稼げると判断しキープ

しかしランドをサイクリングまで込みで1枚も引けずに除去したかった2/1の群れに殴られ続けてマグロ……

 

○××

 

R5 緑白

 

後手でグローリー、サイクリング墓地クリーチャー回収、ランド5をキープ

2/4/4 -1が3つ乗るやつ→ロナスの碑→ロナス→3/3/2瞬速チーター×2で5kill……

 

マナクリから動くも3tには権威の殿堂4tにトカゲサイクリング+殿堂起動5t鱗ビヒモス6t7/4/4天使と動かれビヒモスはサンドワームにバットリを打つことで殺すもサンドワームは翌ターンに督励接死と緑白分割により格闘で死亡

そのまま盤面の回答を一切引けず、緑白分割をもう一度食らうなどして、排斥などを引いた頃にはもう間に合わなくて負け

 

××

 

R6 赤白青

 

僕にグローリーをくれた方が相手でしたが相手の方の点数付けがあまり正確ではなく、あまり強い動きをされないままグローリーやサンドワームで2本とって勝ち

 

○○

 

ドラフトはやりこみもしたし、2-1は最低出来るだろうと思ってたらこれでした

僕自身ここ数日のドラフトでどうしても使いたいボムレアを引くことがあまり無くて緑多色の経験値が低くピックがぶれてしまったのが大きかったかなと思っています

元々緑多色はやり始めの頃から作り方がおかしい自覚があったもののRPTQLCTまで時間がなく、作り方を理解することを放棄してやらないようにってしてしまっていたものなのでそこの部分は大きかったかもしれません

他の人の良さげな緑多色もあまりしっかりと見てなかったので反省です

ともあれもしかしたら2敗には目があるかもしれず、構築は勢いあるしと気を取り直すも……

R7 マルドゥ機体

6tに視点を置くも3,4枚でサイクリングが途絶えて事故死

ディッチャ2トカゲ双陽赤黒山島でキープ

緑マナを引けずに事故死

 

××

 

まあデッキ構成上1日1度は事故死しうるのは今までの経験上わかってました

しないで1日終われる可能性もありましたが事故死しても全くおかしくないので仕方なし

 

R8 赤黒アグロ

 

目が無くなるとデッキがめっちゃ回ることってよくありません?

二回ともドブンして勝ち

 

○○

 

R9 黒単ゾンビ

 

2度ともハンドが強く、相手のたかり屋を戻すマナを残さず全力展開してくるミスにも助けられてスト勝ち

 

○○

 

というわけでスタンダード5-1のドラフト1-2で6-3フィニッシュ

 

2日前にドラフトオールまでして7-2で終わってた俺はどこいったんやという感じの結果でしたが前述の通り緑多色をやる機会がほとんど無かったので結果から見ると練習しなかったのと同じとまでは言いませんけど成果を出せたの?って言われると全然出せてないよねとしか言えません

結局何を使っても負けると悔しくて勝ちたくて仕方ないんで焦らないようになんとかしながらもその時その時のベストを尽くすしかないですね

今回の一番大きな反省はドラフトでは上部の知識だけ持っててもダメで使いうるアーキタイプは全て自分なりの作り方のようなものを持っておくということですね

練習量だけは誰にも負けない自信はありますのでやってやれないことはないはずです

 

さてまた今回も悔しい思いをしたわけなのですが対戦後にブログ読んでますとか名前は知ってて~といったありがたい声もいただけてより一層の励みになりました!

 

まずは今週末でPPTQのシーズンが終わってしまう(思ってたより全然速い(>_<))のでここでなんとしてでも勝てるようにできることはしていこうと思います

今日原根さんが使ってた石原さんのティムール昂揚は見た目も動きも好みだったのでこれを調整していこうかなと

サイクリングが悪いわけではありませんがいつ事故ってもおかしくないデッキですし上手ければいつでも勝てるというデッキではありません、実際に霊気池禁止直前のPPTQでは霊気池3回と青赤コントロールに勝って準決勝と決勝の相手が有利というところで2事故で2没ということがありましたので確実に勝つために4cサヒーリなどの経験が活かせそうなこれがいいかなと

 

久々の戦勝報告が出来るように頑張ります