カツオの釣り方

カードにどっぷりはまってしまった魚類のブログです

GP東京調整録その1 ~デッキを決めるまで~

お久しぶりです、なんか盗んだやつが万引きで捕まってふたたび冤罪回避をしなきゃいけなくなってるカツオですww

今回はGP東京が有りましたので本戦のレポおよびそこまでの道のり的なものをしばらく書いてみようかと

BMO大阪が終わり、イニストラードを覆う影が発売されるとタルキールブロックの覇王譚、運命再編が使えなくなり、スタンダード環境は大きく変わりました。
僕が使用していたのは4Cラリーというフェッチランドの力を大きく借りた4色デッキでしたので当然デッキ変更を余儀なくされたわけです。

こういうわけでBMO明けから考え始めていたのが赤黒の吸血鬼でした。
もとからガンガン殴るデッキが好きなのでしっかり回ったときのスピードにはかなりいい感触を得ていたものの、序盤のクリーチャーを除去され続けるとその後の大型は越えられずライフもとれずという欠点が判明したためボツ

ここから白黒のミッドレンジ、白黒のエルドラージを考えたのですがこれらは発売当時同型が多く、その際にうまく引けた側の勝ちかなという感覚になりこれもボツ

最初にしっくりきたのは青赤のエルドラージでした空中生成や次元潜入者などの飛行クロック、不快な集合体、現実を砕くものといった大型トランプル持ち、優秀な土地とあり、この時期の流行りにはかなり強くできていました(しかもやすい!!)
正直これをしっかり煮詰めて持っていこうとかなり考えていたのですがMTGの環境は遊戯王とは違いどんどん変わっていきます。
そう、バントカンパニーが流行りに流行ってしまったのです。
除去がかなり薄目のこのデッキでは基本的なサイズが勝っていて飛行クロックがあるとはいえ並ぶのをほぼ止められず、反射魔道士もかなりきついため、競技の大会がバントの海になっているならと泣く泣くお気に入りの愛機を手放すことにしました。
あとはそこそこ流行ってた白人間アグロにはほぼほぼメインが無理でサイド後もうまく除去引けないとあかんのもね……

さて次のデッキですがあれ?ヴリンの神童持ってるなあ……集合した中隊も前期使ってたなあ……
ということで絶対使わんからとラッシュにぶん投げた中隊を買い直し、手のひらクルクルバントカンパニーを組みましたヽ(^○^)ノ

4Cラリーのときもそうだけど世の中環境握るのが一番なんじゃい!!!

と思ったんですけど僕は秒でバントカンパニーを止めましたww

理由はいくつかあるのですが、

1ミラーが長すぎて主に1本目で勝てないとその時点で分けか負けとなることが多くなる。

2使用者多すぎにつきガンメタを食らってしまうくせに前期のラリーのようにそのガンメタを跳ね返せるほどのパワーがない。

3中隊がスカると取り返しがつかない……

ゆうて環境1番手となったわけでデッキパワー自体はかなり高く、2についてはまあ容認できる感じではありましたが、1はかなり危険に感じていてPTでもなんだかんだ準優勝に入ったためあまり数は減らないだろうと考えました。そこでGPでミラーマッチを踏むと体力的な面でかなりきついだろうと思い、PPTQでカンパニーがスカって目無しになったことをきっかけにカンパニー等を投げ、デッキを帰ることにしました(GP約1週間前)

このとき使うデッキとしての自分のなかでGPで勝てるであろう条件が

1ゲトの裏切り者、カリタスをメインにとることができるデッキ

2バントカンパニーや緑白トークンに有利とれるように全体除去、それもできれば速い段階で打てるスペルを無理なくとれる

3アグロに強い

1はPTにおいてLSVが使用した黒緑アリストクラッツを強烈に意識しています。
事実PTが明けると大会などでは黒緑アリストクラッツ(めんどくさいので以下LSV)が大量にいました。このデッキは基本的にクリーチャーデッキにかなり強く、バントカンパニーや緑白トークンにはおそらくかなり有利であると思います。
GPでもおそらく多くの人が使うと読みそれへの最も強い対策であるカリタスをとるのは必須と考えました。
かくいうぼくもPT翌日に即試し、カリタスがきつすぎるというか通るとほぼゲームエンドであることを悟り止めました。

以上の条件を考えると選択肢としてまず黒が確定、それから光輝の炎、チャンドラと優秀な全除去がある赤が欲しいとなり
赤黒緑のジャンド、赤黒青のグリクシス、赤黒白のマルドゥあたりが候補となり、たまたま身内の一人が回し始めたマルドゥをさわることにしました。
ジャンドだとオーメンなどの回答が少なく、グリクシスはだれも考えておらず、1から1週間前に考えていては間に合いません。
なのでマルドゥ(もしだめそうならジャンド)で行くことを決めました。

その後ゲームデーをそこそこの成績で終え、PPTQでは本当に下らなくてもったいないミスにより勝ちを逃してSEにいけずという好感触を経てデッキを確定させました。

マルドゥの利点として

白の追放除去、上述の赤の全除去、闇住まい、カリタス、黒の除去
それから優秀なPWがあります。
ナヒリがとれるため流行りそうであったゴーグルにもメインから無理なく回答があるあたりが特にいいと考えました。
という訳でデッキ選択の話しはここまでにします。

次で本戦の軽いレポと感想、これからのことについて書こうと思います。