GP香港レポ
久しぶりにしっかりと読みごたえのある記事を書こうかなと思いましたのでふたつのGPを2本立てでいきます
さて、タイトルの通り香港と後述の上海でのGPに参加してきました
フォーマットは香港がリミテッドで上海がスタンダードでした
今回は結果についてどうこうというより過程や思考を重視したいのでとりあえず結果だけ書くと
GP香港 4-4 drop
GP上海 10-5 pp1点ノーマネー
という何とも言えない成績
という訳でとりあえずサクッとリミテッドの香港についてをここで書きます
まずプールについて
GP終わった直後は悔しさもあって全部とっておいたのですが時間が経てその気持ちも薄れ写真を撮り忘れました……
なので記憶の限りで書きます
まず目を引くのが2枚のPWファートリとジェイスです
この時点で3色なのですが今回はたまたま多色海賊が狙えるカード(具体的には3/1/4宝1、5/3/4宝2)のうち5マナの方があり、他にもバウンスなどで宝をだせるので、色のタッチは容易に出来る
また次に大切だったのがプールに大きなサイズのクリーチャーがほぼ皆無であったということですね
大気の精霊がなんと一番サイズが大きい……
デッキ構築の時間はPWを両方使えそうという事実にやや興奮してましたし、パスポートを1度家に忘れる大失態のせいで土曜の1:00頃に現地に着き空港で始発を待つなんていう間抜けなことをしていたこともあって体調もかなり悪くこの事実を見落としてしまいました
(ちなみに眠かったわけではなく気圧の差による頭痛です)
青は多色化出来る上にそこそこ強く、タッチは1色に留めたいと考えたことから軽いマナ域にクリーチャーが揃っていた赤を相方にしてURwでデッキを登録
サイドプランとしてUGrwもアリかもくらいだったのでR3の前になんとか形に
が、これが大きな失敗でこの赤の部分には3/3/3ブロックできない、海賊がいると威迫が2枚に強襲ルーター2/2/1など後手や攻められる展開で弱いカードが多く入っていたのです
当日ダイスの運が無かったこともありメイン戦をほぼ後手スタートした結果これらのカードが強い展開にならず負けという展開が続いてしまいました
今回の構築の反省点としてはデカブツがない点は厳しいものの明確に強力なカードであるPW2枚を活かせるデッキ構築ができなかったことです
途中でアグロに強い壁系カードが多数あったUWrのパターンを考えたのですがメインはこれかUGrwのどちらかにするべきでした
単純に点数の高いカードを詰め込むよりもシナジーが大切なこともあるということを痛感して翌日はPTQへ
使用したのはティムールt黒で上海でも使用したリストを多少変更したもの
結果は
R1 青白副陽 ×○×
R3 スゥルタイ打撃体 ×○×
R4 緑黒カウンター ○×○
R5 ティムールt黒 ○○
R6 赤単 ○×○
R7 純正ティムール ○○
5-2
R1G3では1度目の副陽を打たれたのち盤面に巨匠と牙長(3/3に霊気溶融がついて-1/3)がいてエネルギーが10というシーンで僕はトークン3体を生成した場面があったのですがこのシーンではトークン2体に牙長に2回起動としていればアタッククリーチャーの数は同じで燻蒸のゲインを1減らせてエネルギーが増えるという上位互換の動きができたと後から指摘されました
結果としてこのゲームはギリギリ1点を削りきれずに負け
上記の正しいプランなら牙長のサイズが上がるorつむじ風トークンが1体増えているので結果として勝っています
終盤で頭が固くなり、牙長オールインorつむじ風オールインのどちらかしか頭に浮かばなかったのです……
R3ではまず打撃体デッキに入っているロナスの存在を失念し、栄光の刻をアウトしてしまった結果G3をロナスのトランプル付与効果を止められなかったために負け
ここでも1つ大きなミスがあったのが
こちら20で相手がロナス、打撃体、牙長、エネルギーボブの計4体で殴ってきたシーン
相手のエネルギーはボブのアタック時の誘発で6になり、6マナあってこっちの場がスカラベ、巨匠、ソプター1フルタップという場面(定かじゃないです、つじつまが合わないかもしれませんが下記のブロックで死ななかったのは確か)
この時僕は大きな勘違いをしていて打撃体はパワーとタフネスをそれぞれの倍上げると思っていたため打撃体を落とすためにスカラベで打撃体をブロックしてしまったのですが、タフネスもパワー分上がるのが正しいテキストでスカラベを無駄に失ってしまいました
ここで巨匠で打撃体にいって牙長をスカラベにいっても死ぬことはなく、スカラベが残るなら返しに再び巨匠を再利用できるしスカラベを殺しに来るならライフが高く保てました
このふたつのミスが負けで5-2でデッキ自体の感触は良好
というところで香港への旅を終えます
続いてGP上海使用デッキとその理由や経緯についてを書いていくので是非そちらも読んでください